やーるーのひとりごと

まだおうちにインターネットもはいってないというのに、
ケータイからアップするという軽業が、
私ごとににできるのかはわかりませんががんばりまーす。

ふと思い出したように啼くあのヤモリのように。

色白でつぶらな黒い瞳が大好きでなんです。


でもずっと心に引っかかっていることがあります。
今ここで謝っておいたほうが、アナタの名を冠したこのブログを、
すっきりとした心持で始められると思うのです。

私がまだ某国在住だったころ。

常夏の地であるあちらでも、少しイルクルーで啼かないやーるーが棲息していました。
日本から遠く離れていても、「ヤモリは家を守る」と信じる私は、
常に共生してきました。あの日までは。

その日、隣の貸家に越してきたばかりの友人宅から、
午後の静けさを引き裂く悲鳴が。

駆けつけた私に、彼女は懇願しました。
あの生き物を退治してくれと。

極度の爬虫類恐怖症である彼女。夫は外出中。

ワタシの国では、これは良い生き物で、
殺すことなどとてもできないと言ってはみたものの、
パニクる彼女に拝み倒され、

友情を、1匹のやーるー様に優先させてしまったのです・・・

そして、渡された殺虫剤（！）を、彼が力尽きて床へポトリと落ちるまで、
噴射させ続けたのでございます(〒＿〒)・・・。

あんなに後味の悪かったことってありません。

ごめんなさい。成仏してね。
沖縄へ戻ってきたこれからも、
間違ってサッシにはさんでしまわないよう、十分気をつけますから、
仲良くしてね。

しかし、入居して一月ほどたつ今のアパートでは、
まだ彼らの啼き声が聞かれません。

早く私たち親子三人の暮らしを、
守りにきてくれるよう願っています。