2007年06月07日

まったく!!

危うく、某組織に対する悪口を、
この場にぐちぐちと書き連ねるところだった。

夫が夏休みに子供らに会いに来る、ということでビザ準備中であるが、
彼の居住する中国某市を管轄するA総領事館から、
彼の中国滞在ビザが学生ビザであるという理由で、
申請を門前払いされるところだったのです。

以下、長いだけで面白くないです、読まないでください。


学生ビザといっても期限は3年の長期滞在&公費留学生、
なのに中国在住の外国人については、定住ビザや就労ビザを持っていないと審査対象とならない、
と昨日回答されたのです。
つまり、彼は母国の大使館で申請しろ、と。
中国にいるのにアフリカへ戻って手続きしろ、ということでっか?
あきれて言葉が出ませんでした。
正式に結婚しており、なおかつ2人の子供がいる妻が隣国にいるというに。
それもただの親族訪問目的の短期滞在のためなのに。
私がたとえばビンボーなので招へい人として資格が不十分、とかいうのはありうるかも、
と予測してましたが(そーなったら親になってもらおう、とか考えてました)、
審査対象とさえならない、というのはあまりにも予想外、あまりに理不尽。

査証申請に対する対応というのは各公館またはそのときの領事によって異なる、
というのはG国での経験上知っていた。
S総領事館で申請したと思われる、中国人の妻を持つG国人の知人は、
夫とまったく同じビザを持ちながら、
そして日本国とは何の縁もゆかりもないながら、
去年日本に2週間ほど観光(!)に来ていた。
でも居住地域を管轄する公館で申請する、という大原則があるかぎり、
A総領事館では日本人の配偶者でもだめです、といわれたらそれまで。
どう考えても納得がいかないながら、
在留資格を取ってからの申請ばどうだろう、と、入管をはじめ様々なHPを見たり、
夫の正論を、一日本人として大変情けない思いで聞いたり。
夜中まで頭を悩ませ、一体どこをどう攻めていいやら、
相手(外○省)が相手だけにゼツボー的だ、と思いながら、
目覚めたくない気持ちで眠りについた。

やはり目覚めてしまったか、というイヤーな気持ちで迎えた今朝、
再びA総領事館から連絡が入る。
あまりに非人道的な回答をしたと気づいてくれたのか、
G国大使館のレターがあれば審査対象とするという。
肩の力が抜ける気持ちでメモを取りながら、
同時に、この担当者個人の問題ではない、
この国の先進国出身者以外の人間に対する対応をはじめ、
色々なことに対する苦々しい思いがよぎった。

「危うく」などと言いながら、
結局こんなに書き連ねてしまった。
あちらに対する態度としては、結果を得るために、
あくまでも忍耐強くあくまでも下手(したて)に、と決めているので、
ちょっと発散してみました。
G国で、外○省の人々の下で働き、
色々と思うところもあったもんだった。
久々にそんなことを思い出した今回の事件でした・・・。



Posted by リュウキュウナキヤモリ at 00:17│Comments(3)
この記事へのコメント
読まないでください、と言われて引き下がっていては、フィールドワーカーはつとまりませんので、拝読いたしました。

いやはや、おつかれさまです。
私には、この手のことには、まったく知識がありませんが、とにかく理不尽なことには正論で訴えていくしかない、と私自身は自分のスタンスを決めてありますので、リュウキュウナキヤモリさんの「発散」は、まことにもって、当然至極であると思いました。

おぼしきこと言わぬは腹ふくるるわざ、と先人も言ってますから、ウエストがきつくならないためにも、どんどん発散してください。

夏休みにご主人と再会の暁には、歓びもひとしおでしょうね!!!
「子供らに」とありますが、ご自分を「ら」にしないで、「私と子供に」と訂正もおわすれなく~!
Posted by 干瀬のまれびと at 2007年06月07日 01:24
まれびとさんに同じ(1行目)

留学生がたくさんいますので、出入国問題では、しばしば右往左往。
ブレがなければ腹の立ちようも違うのでしょうが・・・

そうですそうです。すべては「結果を得るために」。加油!
Posted by びん at 2007年06月07日 02:10
そうとうきているな、とおもったので、
読んであげたほうがいいかな>>>と読みました。

沖縄に来るのが、そんなに大変だとはおもわなかったから、
ほんとにびっくり。

なんとかなりそうで、ほっとしています。
夏はみんなで海とか行きたいね。と、ノーテンキでごめん。
Posted by コトリノヒルネ at 2007年06月12日 00:40
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。